Internet Explorer 8

用語の解説

Internet Explorer 8とは

(インターネットエクスプローラ エイト,インターネットエクスプローラ8,IE 8,)
Internet Explorer 8とは、Webブラウザ「Internet Explorer」の2009年現在の最新バージョンである。
2009年3月に正式にリリースされた。 Internet Explorer 8の大きな特徴と一つとして、Web標準の技術への準拠が重視されている点がある。 具体的には、Webページのレイアウト情報を定義するCSS 2.1(CSS Level 2 revision 1)に完全に対応し、また、HTML 5にも準拠することで、Webページのレンダリングや画面表示をより標準仕様に近い状態へすることが可能となっている。 HTML 5に準拠したことで、新しく追加されたAjax向けの機能なども利用可能になるとされる。 Internet Explorer 8では、JavaScriptなどのスクリプトを実行するパフォーマンスも大幅に改善されており、FirefoxやSafariといった他のWebブラウザの最新版に勝るとも劣らないブラウジングが可能になっているとアナウンスされている。 また、Internet Explorer 8で追加された新機能として、「アクセラレータ」(Accelerator)と「WebSlices」という2つの新機能が追加されている。 「アクセラレータ」は、マウス操作でテキストを選択した際、コピー&検索、ではなく、選択状態から直接に各種のWebサービスへと接続できる機能である。 ベータ版では「Activities」と呼ばれていたが、Internet Explorer 8 ベータ2として発表された際に「アクセラレータ」へと改称された。 また、「WebSlices」は、RSSフィードの要領で、Webサイト内の特定の箇所について更新情報を購読できるようにする機能である。 Internet Explorer 8は、2008年の春頃にベータ版がはじめて公開された。 同年8月には日本語対応のベータ2版も提供されている。 2009年1月にRC版が、そして3月19日には米国で正式版の提供が開始された。

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